難しく考え過ぎないのが基本

日本人にとって英語に対する苦手意識はなかなか克服できないものです。
英語の新聞を見ても、歌を聞いてもさっぱり理解できないと放り投げてしまいそうになる方も多いでしょう。
でも、本気で英語を習得したいと思っている方は、何としてでも効率良く英語の勉強をしたいと考えているはずです。
日本人なのだから、日本語だけ話をできれば良いという考え方は間違っています。
今後は国際社会の場がどんどん広がり、日常生活でも英会話力が必要とされる場面が増えるでしょう。
そこで、今回は短期間で外国語をマスターした方が導き出した外国語を習得する際に必要な5つの原則についてご紹介します。

参考：才能も留学も不要！　外国語をたった6ヶ月でマスターできる「5つの原則」がすごい

5つの原則の秘密

まず大事な原則は、自分に関係する言葉の内容について集中するようにすることです。
自分にあまり関係のないことについてはあまり関心が持てずになかなか記憶できないものです。
しかし、自分が好きなもの、自分の命に関わるようなものなどとにかく自分に関わる言葉に関してはしっかり集中して記憶するように意識することが大切です。

次に意識したいのが、言葉をコミュニケーションのために必要なツールとして扱うようにすることです。
人間は自分に関係のあるツールなら上手に使うこなすことができるものです。
これから覚えようとしている英語を、ツールという役割に置き換えて意識することが大切なのです。

次に大事なことは、言葉を理解しようと努力することはあまり意味がないと考えてください。
最初のメッセージさえ理解できれば、あまり意識をしていなくても言語を理解できるようになるものです。
この原則は、理解可能なインプットとも呼ばれていることで、他にも研究している方がいる事です。
たくさん知識を蓄えていくものではなく、生理的にトレーニングを重ねるようなものだと捉えることが大切です。

もう一つが、表情筋を意識して会話をすることです。
私達の顔には40以上もの筋肉が存在しているそうです。
会話をすることでこれらの筋肉が痛くなったという場合は、上手に表情筋を使っている証拠です。
上手に表情筋を使うことによって、相手に伝わる音を出せるように調整しながら会話をしていることに繋がります。

最後に忘れてはいけなのが、100%理解できなくても良いという点です。
イライラしている時や落ち込んでいる時など気分がマイナスになっている時にはいくら勉強をしても習得できません。
気持ちが高まってリラックスした状態であれば効率良く学べます。
そのためにも、全てを理解できなくても良いという軽い気持ちで勉強をしていれば良いと考えることができます。

これらの原則を実践するだけで、あんなに苦手だった英語がすんなりと習得できるはずです。