代表的な英語スラング紹介

スラング

知らないと全く意味がわからない

英語圏の映画やドラマを見ていると、自分が勉強した記憶のない単語が飛び交っている場合があります。
よくwannaという言葉が使われていますが、これはwant toがカジュアルな言い方になったものです。
いわゆるアメリカ英語の代表格で、若者の間で使われていたスラングだとされています。
イギリスではwannaと使う人はほとんど存在せず、大半がwant toを使うそうです。

俗にいうスラングと呼ばれている言葉は、日本でも存在しています。
例えばハワイのことをワイハ、銀座をザギン、寿司をシースーなどと芸能関係者が言っている言葉がいわゆるスラングに該当します。
一部の人達にしかわからないような言葉で、ふざけたようなかなり砕けた表現として用いられることが多いです。
英語でもスラングがたくさん存在しているため、どのような場面でよく使われるのかを確認しておくと良いでしょう。

dude

元々はカリフォルニア州でスケボーやサーフィンを楽しんでいる人達が使っていた言葉だと言われています。
現在では若い世代の人が好んで使っているそうです。
よく使われるのは「おまえ、あいつ」という意味の場合や軽い挨拶に使うなど幅広い使い方があるそうです。
ニュアンス的にはmanを指していることが多いため、女性よりも男性に向けて使われることが多いです。

funky

最近の映画やドラマではあまり登場しないかもしれませんが、一昔前の映画ではよくセリフにでてきた言葉です。
実はカッコ良い!という意味と臭い!という2つの意味を持っている言葉なので使い方によっては褒めているのか、けなしているのか混乱するような言葉です。
この前後にどのような会話があったのかによって相手のことを褒めているのか、そうではないのかを判断することができます。
カッコ良いという意味ではcoolという言葉が使われる場合もありますが、funkyを使っている場合は少し変わったカッコ良さという意味の褒め言葉になっています。

gee

こちらもあまり最近ではあまり見かけない表現だと言われていますが、驚いたとか興奮した、同情するよという意味で使われます。
この言葉が誕生した経緯は、Jesus!という俗語が使われるようになった際にキリスト教徒から猛反発があったことからgeeという言葉が生まれたと言われています。
使い方としてはどちらも同じですが、geeなら問題ないとされて現在でも使っている方が多いそうです。
比較的年配の方はこの表現をよく用いているそうです。

このようにスラングは昔から存在している言葉もありますし、最近誕生した言葉もあります。
若い世代にはあっという間に浸透するのに、年齢を重ねるほど受け入れられにくくなるのは日本のスラングと同じようなものだと考えられます。