英文法を効率よく学習するには

英文法

誰もが最初に躓く問題

英語の勉強が苦手!と感じる方の多くは、英文法を苦手としているケースが多いです。
効率良く英文法をマスターしようと思うほど、意味がわからずに余計に混乱する場合があります。
できるだけ効率良く英文法をマスターしようと考えているなら、あまり難しく考えすぎてはいけません。
頭で覚えようと思うほど混乱してしまうので感覚で覚えるようにすることが大切です。
あなたが日本語を覚えた物心ついた頃は果たして日本語の文法を意識していたでしょうか?
決してそんなことはありませんよね。
英語も同じで、感覚で覚えようとすると案外すんなりと覚えることができるものです。

参考:まず、必要なのは英文法 Part 1

日本語と英語の文法は違う

英文法を学ぼうとする際に混乱しやすいのが、日本語の文法と英語の文法が異なる点です。
日本語の場合はいわゆるSOV型と呼ばれる文法になっています。
例えば「私はりんごを食べる」という主語、目的語、動詞の順で文法が成り立っています。
日本語のようにSOV型の文法と言われているのがドイツ語やインド語などで、日本人にとっては習得しやすい言語だと言われています。

では英語の場合は日本語とはどのように異なるのか確認してみましょう。
先ほどの例文を英語にすると「I eat an apple」になり、主語、動詞、目的語という順になるSVO型になっています。
他の言語ではフランス語やスペイン語が該当します。
つまり、英文法を理解するためには、単語の並び方が日本語とは異なる点をしっかり理解しなければいけないのです。

効率のよい英文法学習法

英文法を覚えるためには、とにかく英文法に関する問題集を解きまくっていれば良いと考えている方が多いです。
確かに文法問題を解きまくることで練習になるかもしれませんが、効率の良い勉強法とはいえません。
まずは英文の構造をしっかり把握するためにも基礎を理解していなければいけません。
そのためにも中学生レベルの英文法をしっかり理解していることが大切です。
逆に言えば、中学生レベルの英文法さえ理解しているなら難しい問題も解けるようになると考えることができます。

人によって効率良く勉強できる方法は異なるものですが、あまり難しく考えずにゲーム感覚で取り組むことが大切です。
日本語と英語は語順が異なるため混乱しやすいですが、正しく並べ替えをするトレーニングを実践することで案外すんなりと覚えることができるはずです。
あまり問題集や参考書を読みすぎると混乱しやすいため、あまり参考にしなくても大丈夫です。
どうしても不安を感じるなら、中学生レベルの問題を完璧にマスターするようにしてください。
一度でも苦手意識を感じるとなかなか上達しないように感じられますが、ゲーム感覚で気軽に取り組んでみると案外簡単なものだと感じられるためぜひお試しください。